「毒ギョーザ」の犯人として天洋食品の元・臨時工を逮捕したアル!
2010/03/28 Sun
(共同通信 2010/03/27)
中国公安省は26日、2008年1月に発覚した中国製ギョーザ中毒事件で、ギョーザに有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を混入させたとして、ギョーザ製造元「天洋食品」(河北省石家荘市)の元臨時工、呂月庭容疑者(36)=河北省出身=を拘束したと発表した。新華社が伝えた。
中国政府は27日未明までに外交ルートを通じ「容疑者の男を拘束した」と日本政府に伝達。日中間の一大懸案に発展した事件は発覚から2年2カ月ぶりに、解決へ向けて大きく前進した。
日本の捜査当局によると、呂容疑者は容疑を認め「自分と自分の妻を正社員として雇ってくれなかった」などと動機を供述。
中国の公安当局が以前から監視を続けていたが、自宅を捜索したところ注射器を発見、注射器からメタミドホスが検出されたという。
事件は、天洋製のギョーザを食べた千葉、兵庫両県の3家族計10人が中毒症状を訴え、9人が入院したことで08年1月に表面化。日中両国は捜査協力で合意したが、2月には双方が自国でのメタミドホス混入の可能性を否定、中国側の捜査はいったん中断した。しかし、同6月中旬に天洋が回収したギョーザを食べた中国人がメタミドホスによる同様の中毒症状を訴える事件が発生し、事態は一変。中国側は天洋食品工場内で故意に混入された疑いが強いとみて国内捜査を再開し、生産ラインで勤務していた従業員や臨時工らを中心に追及を進めていた。
ギョーザ事件容疑者「学費の工面に苦労」 義父母語る
(朝日新聞 2010/03/28)
中国製冷凍ギョーザ事件で拘束された製造元の天洋食品(河北省)の元臨時工員、呂月庭容疑者(35)の義父母が27日、朝日新聞の単独取材に応じた。
呂容疑者には小学生と幼稚園の子どもがいたが、「長年働いても給料が増えず、子どもの学費を払うのが困難だった」と述べ、生活苦と会社への恨みが動機だった可能性を示唆した。
義父母宅は、天洋食品から北に約30キロ離れた畑の一角にある古いれんが造りの農家。呂容疑者はここに戸籍を置きながら、工場近くに住んでいた。義母は「仕事と子育てに忙しくほとんど帰ってこなかった。貧しい農家に住むのが嫌だったのだろう」と話す。
食堂の責任者として妻とともに1日13時間以上働き続けたが、月給は800元(約1万円)前後。ほとんど昇給がなく、業績が悪いと給与がカットされることもあったという。天洋食品は事件当時約850人の臨時工がいたが、平均勤続年数は2年弱。夫婦で10年以上働き続けた呂容疑者は異例だった。勤務の年数や態度によって臨時工から給料が数倍に増える正社員に昇格できるが、かなわなかった。
呂容疑者は地元警察当局に対し、動機について「こんなに長期間、一生懸命働いても自分と妻を正社員にしてくれない会社に強い不満があり、絶望的な気持ちになった」と供述した。
一方、日本の警察庁によると、拘束容疑は有毒物質の混入など、公共の安全に危害を加えたりした際に適用され、死刑もありうる「危険物質投与」の罪。
スケープゴート?毒ギョーザ逮捕で当局に不信感
(読売新聞 2010/03/27)
中国製冷凍ギョーザ中毒事件で中国人容疑者が逮捕されたとの報道を受けて、中国のインターネットでは、事件発覚から2年以上経過した後の逮捕に懐疑的な見方を示す書き込みも出ている。
共産党の一党独裁下での情報統制に対する不満が背景にあるとみられる。
ネット利用者に人気のある「天涯論壇」などには、「2年もたっているのに犯行に使った注射器が残っているなんて」「日本人に説明し、警察がメンツを保つために、容疑者に人民元をたくさん与えて罪を認めさせた。彼はスケープゴートにされた」など警察当局への不信感を示した書き込みが見られた。
また、容疑者が「元臨時従業員」とされた点についても、「悪事を働くのはどうしていつも臨時従業員なのか」「日本人だって信じないだろう」などの疑念が目立った。
一方、容疑者に対して、「私憤をはらすため国家の利益とイメージを顧みなかった」「即刻死刑にすべき」などの過激な声もあった。
<毒ギョーザ事件>容疑者逮捕で中国人“揺れる自尊心”
(サーチナ 2010/03/27)
中国メディアは27日、2008年に発生した日本向け輸出ギョーザに農薬が混入された事件で、中国国内で容疑者が身柄を拘束されたことを一斉に報じた。その後、鳩山首相が「中国側の努力を評価」と述べたことで、「日本の首相が中国側に敬意」として、中国人の自尊心を傷つけないよう配慮したと見られる報道が相次いだ。インターネットのコメント欄では、同件にかんして、さまざまな意見が寄せられたが、全体を分析すると、これまで信じてきた/信じたかった自国の主張が大きく揺らいだことに対する動揺がみられる。
中国では同事件発生後、当局やメディアが「日本側が証拠もなくあおりたてた」の論調を示し、インターネットでも、それに追随する意見表明が多く見られた。
27日の事態の「急転回」を受け、中国のインターネットでは、さまざまな意見が寄せられた。
“国粋的”な論調で人気がある環球網の同記事に寄せられたコメント欄を見ると、まず目立つのは、面子(メンツ)は失ったが、容疑者の身柄を拘束したと発表したのは、正しい措置で、認めざるをえないというもの。中国では粉ミルクにメラニンを混入して大量の被害者を出した事件や、生ごみなどを原料にした違法な食用油の「下水油」の問題もあり、日本に輸出するギョーザだけが問題なかったとは信じられないとの声がある。
また、中国で発生した“醜悪な事件”を対外的に公表したことで、政府の進歩は認めてよいとなどとする書き込みもある。
一方で、捜査を継続して容疑者を割り出したのは外国にかかわる問題だったからと主張して、自国民に問題が出た場合とは別格の扱いとの主張もみられる。
容疑者が臨時工と発表されたことで、臨時工には道徳心がないと主張するなど、「事件を起こしたことが中国全体の問題とは認めたくない」との心情が背景にあると解釈できる書き込みもある。臨時工の多くは農村部出身者で、現金収入を得るため、都市部で職を求める。インターネット利用者の多くはもとからの都市部住民で、「農村部出身者と、同じではない」との心境が垣間見える。
「毒ギョーザ事件」の表面化直後には、「日本人は、証拠がないのに“中国悪者論”で騒ぎたてている」との論調も強かった。今回、中国当局が同国内で容疑者を割り出したことで、同事件で「反日感情」を高めた中国人にとっては「心理的調整」が必要になったと思われる。
書き込みの中には、歴史問題で責任を認めたがらない日本とは違い、中国は過ちがあればきちんと公表するなどと主張する、自尊心を失うまいとする心情が感じられる書き込みもある。(編集担当:如月隼人)
数年後、妻子と義父母の生活ぶりを追跡取材してみてほしいですね。
さよなら天さん






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こいつが本当に犯人なら、ね。
関係無いけど、
>小学生と幼稚園の子どもがいた
これ、いいの?
>中国は過ちがあればきちんと公表するなどと主張する
ウイグル(数千)
天安門(数万)
チベット(数十万)
文化大革命(1000万以上)
大躍進政策(数千万)
歴史問題で責任を認めたがらない中国共産党
というより中国人民w
自らは一切反省できない中国人って
紅衛兵上がり(50台)かその子供(20前後)なんだろうねぇ。
しかしながら、中国が中国人が犯人であることを認めたことは大きいとも言える。
中国人は、外国に輸出するとわかっている食品に毒物を混入することができる精神構造をもった民族であることをはっきりと認識し記憶に留めておく必要がある。
ましてやその理由が正社員にして貰えないとする私怨であるならば、中国人は私怨で日本人を殺すこともいとわないと言えるのである。
中国人に殺されることがいやならば、中国に対しては常にNOを言い続けなければならないと確信した。
で、元寇の際は謝罪したのかい?
元寇は現モンゴルが主体であったので、中国の責任を追及する歴史問題なら義和団の乱や通州事変とかが妥当だと思う
義和団事件では日本の満州駐留権を認め、通州事件では一応、蒋介石が謝罪し停戦協議に入るが、そのさなかに大山中尉惨殺事件が発生、日華事変に拡大と、支那が約束を守った事は只の一度もありません。
毒を混ぜた?支那人に妙に同情的なアサヒの報道は
相変わらず気持ち悪い。
こういう事でしょうね。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0328&f=column_0328_001.shtml
紅衛兵はやっぱり悲劇のヒーロ扱いになっているようです。
本当は呂月庭って架空の人物じゃねーの
証拠品が2年も経ってから発見されるとか普通はあり得ない。
タイミング的にも日本人の機嫌を取っておく必要がある時期だし。
容疑者を特定していながら政治的な思惑で黙ってたか、この容疑者はでっち上げの存在か。
「死刑にした」って言って、別のアイデンティティを与えれば(アメリカの「証人保護プログラム」みたいに)バレないだろうし。
とにかく信用出来ない。