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橋を1回渡るごとに罰金6万円!?(上) (下)
(朝鮮日報 2008/01/30)    


 2000年に釜山市江西区のノクサン国家産業団地に進出した「ヘドク船旗」社。韓国の造船所で建造される1万トン以上の船舶の70%が、同社で製造した方向舵を使用している。その生産量は00年には30台だったが、昨年には約300台にまで増え、韓国の造船産業とともに急成長を遂げた。

 この会社が作っている方向舵の重さは40‐180トンにもなる。これを東へ13キロ離れたカムチョン港までトラックで運んだ後、バージ船(台船)に載せ、蔚山市や慶尚南道巨済市などの造船所へ運ばれる。

 ここで問題になるのは、カムチョン港へ行くために渡らなければならないシンホ大橋、ノクサン橋、洛東江河口堰橋の許容荷重が40トンまでとなっていることだ。これ以外に輸送ルートはない


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そのため早朝と夜間に限り、慎重を期して運んでいるが、
過積載の取り締まりで支払った罰金は昨年1年間だけで2000万ウォン(約226万円)にもなる(1件当たりでは200万ウォン=約23万円以下)。

 韓国の7大産業団地の一つであるノクサン国家産業団地(面積約697万平方メートル)に進出した約1400社のうち39社は、重さ40トン、高さ7メートル以上の大型船舶部品や機械類を、昨年1年間に754台生産している。これらの会社が昨年、過積載の取り締まりで737回摘発され、支払った罰金は3億7600万ウォン(約4250万円)に達する。これは1回の取り締まりで平均51万ウォン(約5万8000円)の罰金を払っている計算だ。


◆政府の近視眼的な対応で輸送ルートに不備

 1995年に完成したノクサン国家産業団地の南側は海に面している。ところが、建設交通部は接岸施設を造らなかった。

 同団地の南西には釜山新港(2006年開港)がある。だが、海洋水産部は新港と同団地を結ぶキョンマ橋の設計に当たって許容荷重を40トンとし、しかも地盤沈下のため完成が遅れている。そのため、現在ある新港への連絡道路へ迂回しようとしても、そこへつながる道路は高さが5、6メートルの高架道路4本と交差しているため、大きな荷物を載せて通ることができない。進出企業は「隣に新港が建設されるから進出したのに、利用できないなんて…」と訴え、当局に対策を求めてきた


◆違法な過積載を12年間続ける

 2000年代に入って造船業界は活況を呈し、それとともにノクサン国家産業団地への進出企業も本格的に大型船舶部品を作るようになったが、同時に過積載の取り締まりも本格化した。企業の不満が増大したため、06年末になって、釜山市が同団地の南西側にバージ船用の接岸施設を建設する案を打ち出したものの、海洋水産部・建設交通部・環境部・文化財庁と釜山市の11の部署が関わっていることから調整が難航し、まだ計画は進んでいない。釜山市工業技術課は06年、接岸施設の設計費用として1億ウォン(約1130万円)を予算に盛り込むよう求めたが、同市の予算担当部署ではこれをまったく反映させていないなど、同市内部でも調整が上手く行っていない。


◆行政自治部が調整に乗り出す

 行政自治部は昨年6月、釜山市に対して行った合同監査でこの問題の所在を確認し、調整に乗り出した。行政自治部は釜山市の11の部署が行うべき業務について明示し、また海洋水産部など政府の四つの省庁に対しても、港湾工事の許可、環境アセスメント、渡り鳥の飛来地での工事の許可などについて前向きに取り組むよう求めた。また、19億ウォン(約2億1500万円)の予算は釜山市と海洋水産部が折半する案も打ち出している。だが、政府組織の再編に伴い、各省庁の業務が多忙になり、予算の計上が上手く行かなくなる可能性もあるため、関係業界は依然として懸念を払拭できていない。





【社説】橋を渡る度に罰金、ノクサン工業団地の怪
(朝鮮日報 2008/01/31)

 釜山のノクサン工業団地に入居している企業は、製品を埠頭(ふとう)まで運搬する際、3つの橋を越えなければならない。しかも橋を越えるたびに、50万ウォン(5万6400円)の罰金を納めているという。いったいどういう訳だろうか。

 ノクサン工業団地には、重さが180トンを超える造船用の機材など大型の鉄鋼製品を生産する企業が集まっている。

 ところがこれらの製品をノクサン工業団地から13キロメートル離れた甘川港の埠頭まで運ぶのに通らなければならない三つの橋は、許容積載量が32-40トンとされている。

 そのため企業には合法的に製品を埠頭まで運ぶ方法がない

 企業は製品を運搬するたびに積載量違反の指摘を受け、毎回罰金を支払っている。こうして納められた罰金の総額は、去年1年間だけで3億7600万ウォン(約4200万円)にのぼる。貨物運送のためのインフラが整っていないがゆえに、こうした膨大な負担を強いられているのだ。

 
もちろん想定以上の重さの貨物が通過することで、道路や橋に異常が生じれば大きな事故につながる可能性があるのも問題だ

 ノクサン工業団地の入居企業は1995年に同団地がスタートしてからすぐに釜山地方海運港湾庁に出向き、団地南側の海岸にはしけ船をつけることのできる施設を設置してほしいと申請していた。陸路輸送では問題が生じることを予想していたからだ。

 ところがそれから13年たっても、接岸施設は設置されていない。海洋水産部や建設交通部、環境部、文化財庁の各政府部処(省庁にあたる)と釜山市の11の課が関係しているため、互いに責任をなすりつけ合い、結局何の対策も取られないできた。昨年行政自治部が乗り出して政府合同監査を行い、はしけ船の接岸施設を設置するよう勧告したが、まだ年内に着工するかどうかも分からない状態だ。

 ノクサン工業団地の問題は李明博(イ・ミョンバク)次期大統領が指摘した「大仏工業団地の電信柱問題」とよく似通っている。しかもノクサン工業団地は国内で唯一の造船用機材専門の工業団地だ。つまり重厚長大な製品が多くて当たり前の工業団地だ。こうした工業団地を造成しておきながら、それに伴う問題には全くの無策で通してきたのだ。

 企業が何度となく問題点を指摘し、改善を要求したにもかかわらず、公務員らはただ顔を見合わせてばかりいたというのだから、これほどお粗末な話はない。





「重量制限は罰金を取るためにあるんではない」ということを行政と企業が気づくのは何時なんでしょうね。








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