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高速艇止まったと提訴 日韓航路で韓国人客159人
(共同/産経新聞 2008/01/24)    


  長崎県対馬沖で昨年末、機械トラブルで航行できなくなった博多発韓国・釜山行きジェットフォイル「コビー5」の乗客199人のうち韓国人159人が24日、運航会社の未来高速(釜山市)を相手取り、1人当たり100万ウォン(約11万円)の慰謝料を求める訴訟を韓国の裁判所に起こした。聯合ニュースが伝えた。

 船は昨年12月31日、航行中に機械の故障で高速航行できなくなり、翌1月1日に福岡海上保安部の巡視船にえい航されて対馬の比田勝港に入港した。

 原告らは未来高速の安全対策不足が原因で停泊中に精神的、肉体的苦痛を受けたとしている。

 今後、帰国が遅れたことによる経済的損失についても追加で賠償を求めるとしている。
 





事故当時のニュース。

釜山行き高速船が漂泊、越年 乗客199人乗せ25時間後、対馬入港(長崎新聞2008/01/03)

 昨年十二月三十一日午後六時五十分ごろ、長崎県対馬市上対馬町比田勝の東約六十五キロの海上で、福岡市・博多港から韓国・釜山港に向かっていた未来高速(韓国)の高速旅客船「コビー5(KOBEE V)」(二六七トン、乗客百九十九人、乗組員七人)が、機械の異常で高速航行できなくなり漂泊。本県の男女計四人も乗船しており、乗客はしけで揺れる船内で年を越した。福岡海上保安部の巡視船などにえい航され、出港から約二十五時間後の一日午後三時五分に比田勝に入港した。けが人はなかった。

 対馬海上保安部によると、コビー5は三十一日午後二時十五分に博多を出港し、同五時十分に釜山入港予定だった

 だが、航行途中に波を感知するセンサーが故障、海面から浮いた状態で高速航行する「翼走」ができなくなった。低速航行は可能だったが波が高く、燃料も少なかったため救助を要請。一日午前四時すぎにえい航を開始、十一時間後に比田勝に入港。

 現場海域は北西の風一八メートル、波五メートルとしけていた。

 乗客の内訳は、長崎市の女性一人と諫早市の男性一人、女性二人(いずれも七十代)、韓国人百九十三人など。

 乗客は船が着くと、一様にぐったりした様子で、韓国人十人が船酔いで病院に搬送された。対馬で一泊し、本県の四人を除く乗客は二日、別の高速船で釜山に向かった。

 長崎市内の女性は「釜山のホテルで正月をゆっくり過ごす予定だったが残念。とにかく揺れて怖かった」と疲れた様子。諫早市の男性は「出港から一時間くらいで高速航行できなくなった。韓国語でしかアナウンスがなく、不親切だった」と不満顔で話した。





同航路の「JR九州高速船ビートル」のサイトに地図があったので。

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「東海」「南海」併記とは、気をつかいすぎですね。




海保の報告。

大時化の日本海・高速旅客船を救助 (対馬海上保安部)
 
 平成19年12月31日 午後6時53分、対馬海上保安部に『博多港から韓国釜山港向けのジェットフォイル「KOBEE ?」(125トン 乗客199人 乗員7名)が比田勝の東約65?で高速航行が出来なくなり、比田勝港向け低速にて航行しているが燃料の残りが少ない』との電話通報がJR九州を経由してあった

 午後9時18分 巡視艇なつぐもが現場海域に到着し、漂流状態の「KOBEE ?」を確認したものの、現場海域は、北西の風20m/s、波高4mの大時化であり、巡視艇なつぐもによる救助は困難であったため、福岡海上保安部所属の大型巡視船3隻到着までの間、巡視艇なつぐもは韓国海洋警察庁の警備艦とともに「KOBEE ?」の警戒及び動静監視を続けた。

 平成20年1月1日 午前1時50分、巡視船ちくぜんが現場に到着、午前4時15分 巡視船はかた、巡視船あそが伴走警戒するなか比田勝港向け曳航を開始、午後3時5分 「KOBEE ?」は比田勝港に無事着岸した。

 岸壁では、体調不良の乗客に備え医師1名、看護士2名、救命救急士2名が待機したほか、病院へ搬送するための救急車2台、マイクロバス1台も待機し、比田勝海上保安署の職員9名、対馬北警察署の職員5名が陸上の警戒、警護にあたった。

 乗員、乗客に、船酔いはあったものの病気、怪我は無く全員無事に救助された。

 今回の海難救助は、上対馬病院ほか各関係各所との連携協力により円滑に行われました。


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巡視船ちくぜんに曳航される KOBEE ?

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KOBEE ?の曳航される様子

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 比田勝港へ入港した KOBEE ?


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巡視船 「ちくぜん」PLH06
     船  型 ヘリコプター1機搭載型巡視船
     所  属 福岡海上保安部
     全  長 105メートル
     総トン数 3,100トン
 

 
 

87948684354.jpg「お金をもらうチャンスがやってきたニダ」








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岩尾 克治

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